pikkotan’s diary

🔰40代独身一人暮らしスマホのみで書いてます。婚活中、美容院、料理好きです。

腎臓癌 カボメティックス

母の腎臓癌が見つかり10年経つ。

今まで転移してきた癌は手術で取り除いてきたが、頚椎に転移が見つかり、今回は手術で取り除くことはできなくなった。代わりに緩和的な治療で放射線をした。 

 

そして数年、腕に力が入りづらくなり検査をしたところ頚椎の癌が大きくなっているとわかった。

薬での治療をすすめられた。腎臓癌は抗がん剤が効かないので分子標的薬+免疫チェックポイント阻害剤になる。

絶対に薬の治療をしたくない!と本人。 

腕の麻痺があるのに、副作用で下痢をしたら、、これ以上薬の副作用に苦しめられて残りの人生を過ごしたくない!と言う。

 

いくら治療をしてほしいと頼んでも母は聞き入れてくれない。

 

治療が上手くいけばQOLも向上するのではないかと私は本気で思っている。

 

2度目の外来で医師が副作用心配している母に、弱い飲み薬を、単剤で併用せずにつかってみては?と提案してくれた。するとわかりましたと。あんなに抵抗していたのに母が承諾してくれたのだ。治療を受け入れてくれたことに嬉しかった反面、こんなにも必死で説得してきたのに医師の、他人の言葉で母の心が動いたことに少し悲しかった。でも希望が持たれてよかった、自分たちの。

 

2週間分の飲み薬をもらい治療が始まった。カボメディックス。グレープフルーツは食べてはいけなくなった。 

 

副作用は、心配していた下痢の症状はなく、血圧が高くなってきた。

予防のクリームを塗っていたが、手足の痒みが出てきた。うまく掻きたいところがかかれず、また毎日毒を飲まされてると、母のストレス、沈み方がすごい。一緒に暮らしてる父にすごく当たる。